こんにちは、ともまるです!
現在、オリンピックのマラソン、競歩の会場が北海道に変更されるかもしれないという話が出てきています。
一体なぜこのような話が出てきてしまったのか正直良くわかりませんよね?
この記事では何故そのようなことが起こっているのかをご紹介します。
この記事を最後まで読んでもらえれば、マラソン会場変更の経緯が一通り掴めると思います!
本来の東京オリンピックのマラソンの予定
東京オリンピックのマラソンは
女子が2020年8月2日
男子が2020年8月9に行われる予定でした。
招致時の計画の段階では午前7時半にスタートする予定でした。
その後、暑さを考慮して昨年7月に午前7時に変更。
更にその後、午前6時に繰り上げることが決まっていました。
午後から始めるんじゃダメだったのかな〜?
どっかから圧力が…おっと誰か来たようだ
今回の会場変更問題のきっかけ
以前から東京の暑さ対策については議論が重ねられてきました。しかし、東京都が打ち出す対策は効果的とは正直言えませんでした。
そして、2019年9月から10月にかけてドーハで開催されていた世界選手権では、暑さ対策のためにはマラソンを真夜中に行いました。
しかし、そんな時間に始めてみたところ
・気温30度超
・湿度70%以上
の劣悪な環境であったため棄権者が続出してしまいました。
そんな環境でマラソンをさせるなんて何事かと選手やコーチから批判の声が上がり、IOCは危機感を強めていました。
2時間以上30度以上の炎天下の中走っていたらそれは倒れるよ…
マラソン会場の変更が伝えられる
そして、来たる2019年10月16日国際オリンピック委員会(IOC)がマラソン会場を札幌にするという代替案を発表しました。
夜にやっても棄権者が続出していたのですから、日本の真夏にマラソンを行ったら生命の危機に瀕すると考えたのでしょう。
また、オリンピックを観戦している観客も熱中症で運ばれる可能性が高いことを考慮してのことだと思います。
中京大スポーツ科学部の松本孝朗教授は以下のように指摘しています。
東京五輪のマラソンと競歩が札幌市で行われた場合、選手や観客が熱中症になる危険性が大きく低下する
これを受けて東京オリンピックの組織委員会が抗議したり都知事がお金を払わないなど言い出していますが、方向性が定まっていないのが現状です。
札幌開催になる場合
余談ですが、札幌開催になる場合は毎年夏に開催されている北海道マラソンのコースを生かす案が有力になっています。
前回の北海道マラソンは上記のようなコースでした。
今後どうなっていくのかとても気になるところですね。
終わりに
ざっくりとした解説ですが、このような経緯があってマラソン会場の変更話が出ています。
個人的な意見ですが、オリンピックをせっかくやるなら選手にはベストなパフォーマンスで最後まで走りきって欲しいです。
どの選手もオリンピックを目指して頑張っているわけですし。
出場選手にとって最高の形になる事を節に祈っています。
以上、ともまるでした。
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