マラソンの3人目の代表は誰になるんだろう?
こんにちは、ともまるです!
3/1の東京マラソンと3/8のびわ湖毎日マラソンの結果を受けてマラソンの3人目のオリンピック代表が決定します。
最近ではコロナウィルスの影響で一般ランナーの参加は中止になったというのも記憶に新しいと思います。
誰がその3番目の代表キップを掴むのか気になる所ですが、走るランナーたちの中で誰が代表に有力なのか知りながら観戦をした方が面白いですよね?
今回は誰がその切符を掴むのか予想していきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
・東京マラソンの結果が気になる人
東京オリンピックのマラソン代表男子選手
現在代表に決まっているのは
・服部勇馬選手(トヨタ自動車、2時間11分36秒)
この2人は2019年9月15日に開催された東京オリンピックマラソン日本代表選手選考レースの「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で上位2位までに入った選手です。
この2人は既にオリンピック内定を決めています。
東京オリンピックでマラソン代表の3人目になるには?
最後の1枠に入るにはどのようにすればいいんだろう?
最後の1枠が与えられるのは、
・東京マラソン(2020/3/1)
・びわ湖毎日マラソン(2020/3/8)
上記の3大会のどれかで
「MGCシリーズ内にマークされた最高記録よりも1秒速いタイム」
という基準のもとに決められたMGCファイナルチャレンジ設定記録を上回り、かつ最も記録のよい競技者が3人目の代表に選ばれます。
つまりオリンピック3枠目をえるためには
それが出なければ
・MGCで3位だった選手
になります。
福岡国際マラソンでは突破者が出なかったので第2戦の東京マラソンで2時間05分49秒が挑戦する選手たちの目標記録となります。
現在、男子の場合はMGCで3位に入った大迫傑選手が1番の代表候補となります。
その他の選手が代表に入るためには日本陸連が設定した2時間5分49秒の記録を超えることができないと自動的に大迫傑選手が代表になります。
ちなみにその記録がどの位凄いかというと、現日本記録です。
16年ぶりに設楽選手が塗り替えた日本新記録よりもさらに速い日本記録が3枠目に入るための条件となります。
恐ろしくレベルが高いね…
それだけ大迫選手がすごい記録を持っているってことなんだよ
追記:東京マラソンで大迫傑選手が優勝しました!2時間5分29秒と前のタイムを21秒上回ったのでびわ湖毎日マラソンで上記を越えないと自動的に大迫傑選手が3人目の代表になります。
東京オリンピックを目指すうえで東京マラソンが有利な点
東京マラソンは代表になるための3大会の中で1番エントリーの多いマラソンとなっています。
理由は、至って単純。
好タイムが出やすい平坦な”高速コース”であるからです。
タイムを狙わないといけないからね!
2017年の大会よりゴールが東京駅前に変わりアップダウンの少ない平坦なコースとなりました。
2018年の大会では設楽選手が16年ぶりに日本新記録を出して1億円を進呈されたのは記憶に新しいと思います。
それだけ記録を狙いやすいという点でこの東京マラソンが優れているのです。
また、シューズも大注目。
オリンピックで使ってもいいのかどうかで話題になっていたナイキのシューズ。
最近のマラソンではこのピンクのシューズ一色で記憶に残っているのではないでしょうか?
大迫選手も設楽選手も日本記録のタイムを塗り替えた時にはこの厚底シューズを履いていました。
ちなみに”厚底シューズ”の新モデルが発売されたそうです。
【昨日の注目記事】ナイキ新作厚底のレース用シューズ「アルファフライ ネクスト%」が国内で発売。先着で購入できるのは規定タイムをクリアした"ガチ"ランナーのみ。https://t.co/JFrkYZpnid pic.twitter.com/ufLAvqQoJk
— FASHIONSNAP.COM (@fashionsnap) February 22, 2020
先行販売ではフルマラソンで男子はサブ2時間50分、女子はサブ3時間40分の規定タイムをクリアしたガチランナーのみ履くことが許されているそうなので足元にも注目したい所です!
オリンピック代表を決める東京マラソンの注目選手
順当に行けば自己ベストの速いこの3選手が有力なのではないかと考えられています。
・大迫傑選手(2時間5分50秒)
・設楽悠太選手(2時間6分11秒)
・井上大仁選手(2時間6分54秒)
この3人は日本記録まで1分以内とハイレベルの自己ベストを持っています。
順当に行くなら、この3人の誰かになると思います。
また、自己記録で「3強」に次ぐタイムを持っているのは
・山本憲二選手(2時間08分42秒)
・佐藤悠基選手(2時間08分58秒)
・宮脇千博(2時間08分45秒)
の3選手が有力候補だと思います。
また、ともまる的に大注目してるのが
・小椋裕介選手
です。小椋選手は、2月2日に行われたハーフマラソンで1時間00分00秒の日本記録でゴールしました。
この種目の以前までの日本記録(1時間00分17秒)を保持していた設楽悠太選手を抑えての優勝だったので衝撃が走りました。
東京マラソンはほぼ倍の距離を走る為、一概には言えませんがこの勢いのまま走りきって欲しいなと思っています。
東京マラソンのレース展開予想
鍵を握るのはやはり前半型の設楽選手だとおもっています。
2017年の東京マラソンでは1時間1分55秒の超ハイペースで中間点を通過したり、MGCでも前半から飛び出していったのが印象に残っているのではないでしょうか?
水泳もそうですが記録を狙う場合、前半を臆して走ってしまって記録を狙う事はできません。
ましてや、日本記録がオリンピックの出場条件のため、前半から何かしらのアクションがあると思います。
レース展開にも注目です。
東京マラソンでオリンピック代表が決まるかまとめ
いかがだったでしょうか?
マラソンのオリンピック代表になるためには日本新記録が絶対条件の厳しいレースとなります。
コロナウィルスなど様々な不安要素はありますが、選手の皆さんには最高のパフォーマンスができることを切に祈っています!
以上、ともまるでした。
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